2016年(平成28年)


稽 古    曳き初め   前夜祭     本祭り


 組み立て  3月20日(日)

今年もこの季節がやって参りました。
東日本大震災から5年が経過しました。現地での復興はなかなか進んでいないようです。
普通に祭りができる喜びを胸に組み立てに入りましょう。



朝8時。鞘蔵の扉があきました。作業開始です



隣の建物前では「交通警備」担当の人たちが
交通規制看板の支度をしていました。

祭り当日には多大なるご苦労をお願いすることになるのです。

よろしくお願いします。
この大量の看板・トラ柵が威力を発揮します。

これ以外にも電柱に「駐車禁止のお願い」がイッパイ貼られます。

傍らではこのようなボードが用意されています。さて何に使うのでしょう。(ひんと) ボードは横にして使います。


無事組み立てが終わりました。
この後神社宮司によるお清めを受け、降神の儀を経て
「山車」が「御車」になります。
そして、祭り本番を迎えるのです。




前の答えです。
ご寄付をいただいた方々の御芳名を掲げるボードでした。(左)掲示前 (右)掲示後

 稽古  3月30日(水)~5日間  


夜7時稽古が始まります。
 
囃子組

笛部隊(圧倒的に女の子が多いのです)
 
大太鼓

小太鼓、オオド

奥に見えるのが ツヅミ部隊



こちらでは からくり人形 の稽古が行われています。

前壇人形「応神天皇」演舞中。前には師匠達が

上山人形「武内宿禰・神功皇后」
都合5日間。19時から21時まで稽古が行われ、1年間の稽古の仕上げをして本番に備えます。


4月4日(月)稽古上げの日の八幡社



桜も満開です


4月6日(水)  最後の全体打ち合わせ(「大寄り」と呼んでいます。)

担当係毎に打ち合わせ中
こちらは交通警備担当の人たちです 副委員長は最後までパソコンと格闘中

=========== この打ち合わせが終わるといよいよ「お祭り」 ==========


  4月8日(金)  曳き初め(最近は「試験曳き」と言っています)   


朝9時
 
作業開始前です。

幟立てが始まりました。幟は2本立てます。

幟の先には竹笹と古い提灯を左右とも5ヶずつ付けるのです。
 出来上がり。

 
立ち上がりました。


幟立て終了

 
いろいろな仕事があるのです。

 
テント張りは若い衆の担当。


周辺にボンボリも立ち、支度は整いました。


山車も鞘蔵から曳き出されました。今から八幡社にからくり奉納です。


からくり奉納開始。まず糸調べの笛が入ります。

続いて「口上」  東西東西・・・・


前壇「応神天皇」奉納。


奉納中。


終了です。拍手


出発前のセレモニー。本番と同様に行われます。

 
途中で「飲み処 まりあ」さんによるふるまいです。
皆さん!武豊へお寄りの際は、ぜひ「まりあ」さんに寄ってイッパイやってください

向かって左の人が ママ さん。


この方、名前を ホーカン・ルンドストロームさんといい、
スエーデン国立ルンド大学マルメ芸術大学の教授さんです

奥さんが武豊の生まれという縁から長尾のお祭りと祭り音楽に興味を持たれ、
今では知多・尾張の山車文化全般の研究をしている方です。
熱心に曳き廻しを記録してみえました。


ふるまいも終わり動き出しました。囃子の子供も頑張ります。


   春祭りTOPへ戻る         前夜祭へ