2018年(平成30年)


前 夜 祭


4月14日(土)


スケジュール

午 前 の 部      午 後 の 部   
 7:20   集 合       12:55     公民館着・昼食  
 7:30   八幡社に人形奉納        14:10     公民館出発  
8:00   写真撮影           15:00    国道頭出し   
 8:55   出発式      15:40    武雄神社曳き込み   
9:10   公民館出発      17:30    武雄神社曳き出し   
 11:20   天神社到着      18:30     公民館帰着  
 11:30   天神社出発      18時より降雨のため
JRへの集結中止


夕方から雨が降るという予報のもと始まった今年の前夜祭。
明日の本祭り朝まで雨が残りそうですが、
雲の流れと相談しながらの一日になりそうです。

なにはともあれ、平成30年(2018年)前夜祭スタートです。



午前6時半に御山車が鞘蔵から八幡社前に移動しました。
これからからくり人形の奉納です。


午前7時 人が集まり始めています。
(御山車の「高欄(高さ約4.5m)」から撮影。


まだゆっくりしている人々の様子をご覧あれ
 

 


糸調べの笛が入りました。
からくり人形奉納開始です。


まずは前壇・応神天皇から

前夜祭は「八幡さん」に奉納。「武雄神社」には本祭りに奉納です。

 
出番を待つ武内宿祢(左)と神功皇后です。
下から撮ってしまってごめんなさい。


 
武内宿祢の演技台ははこのようなもので上へ上げ、下から見えやすいようになっています。


高欄での奉納が始まりました。

 
高欄の擬宝珠です。前夜祭はこのように半紙で覆いをして運行します(左)  本祭りこのように外します(右)


区役員が八幡社に安全祈願。


恒例の記念撮影です。
広い場所があるおかげでこれだけの人数全員が一同に入れます。


わがクラブの会長さんは今年「区長さん」。世話役さんは「梵天さん」。
どちらさまもご苦労様でございます。



今年の祭礼部役員
左から 顧問、副委員長、委員長、(梵天)、副委員長(2人)



本年区役員
左から 相談役、区長、(梵天)、副区長

 
(左)初老 (右)還暦 それぞれの面々


初老・還暦それぞれが着ている赤法被背中の印です。
組名「下門」の「下」の字がデザインされています。
デザインが何故か法被の文字と違うところがおもしろい。



祭礼保存会の面々


友門会の若者たち

役員整列 出発式開始です


最初は祭礼委員長の挨拶。”皆さんよろしく!”


続いて区長。”楽しみましょう!”




副区長の音頭で ”カンパーイ!”


出かける前には必ず区の神様に拝礼します(これは若い衆の会「友門会」の面々)。

     
     
友門会幹部が祭礼部・区役員とガッチリ握手し、二日間の健闘を約束。  
  
最後に委員長と区長が固い握手を交わして。さあ! 今年のお祭りが始まるゾ!


囃子・第一陣の鼓方   ヨロシク!


友門会会長(運行現場責任者)は出発予定時間とニラメッコ
監督連中に指示を出していきます。


指示により元網が延ばされ・・・
 
 
前方に昔の若者が留まり・・・


囃子が「車切り」に変わって・・・


若い衆の緊張も高鳴ってきて・・・


拍子木の手が上がり、次のせり込みでたたかれます。


拍子木が鳴りました。出発です。


目付は御山車の向きを考えて後梶に指示を出します。






ご無事で



ここまでで御山車周り以外の人達の表情を並べてみました。ご覧あれ
 
交通警備係の人達です(この仕事は大変です)

 
初老・還暦さん着替え中

 
交通警備係さん
公民館への車両侵入を規制しています。

  
引綱の先頭を行く梵天さんとそれを気遣う還暦さん。

   


ここからは運航中の風景を並べてみました。
 


「知多四国八十八か所めぐり」の季節です  
   
   
 
   
   
 
踏切到着 しばし待機

 
架線上げ待機中の名鉄係員の人達 

 
踏切待機中に囃子部隊交代です。
   
   

架線が上がり、通行許可が出ました


踏切通過  

 
祝い込みです。

 
知多東武線を子供は元気に、大人は一生懸命に駆け抜けます。


東武線通過


ご苦労さんでした。歩いて結構ですよ。

次に友門会会長の家に向かいます。祭り始まって以来初めてのコースです。

会長の家に向かうためにはこの長い坂道を登らなければなりません。
御山車が小さく見えます。


子供が頼りです。


坂の頂点に御山車が見えてきました。


見にくいですが、遠くに見えるのは衣浦湾です。
距離208mで標高差15m上りました。しんど!
反動綱を出して曳く補助をしています。


   
 
会長宅到着。
拍子木が鳴り、後梶が肩を入れ、御出しを家の玄関に向けます
 
はい! 玄関に向きました。
祝い込み・胴上げ・塩撒きの開始です。
 
友門会会長夫妻
下門流お祝い前は笑顔満開
 
下門組祝い込み恒例「塩漬け」


30分休憩。心づくしのふるまいをいただきます。



 
休憩終了。御礼の挨拶をして御山車に向かいます。




来た道を戻りましょう。



運行再開。


塩撒き代役


坂を下りました。


県道からせこ道へと入っていきます。


クラブ会員祝い込み。今年は区相談役です。

   
  
   


今年の桜はこんなです。花が一つもない!


去年はこんなでした。満開!


平成27年。下の方に葉が出てきている程度。

今年は10日程早い。これじゃ桜があるわけない。
地球がどこかおかしくなっている証拠?・・・


天神社到着

御山車が来るのを待つ天神社。梵天さんは先乗りしてマース



 
御山車がやってきました。


目付が楫方のケツを叩くタイミングを前梶監督と息を合わせて計ります。

 
切り直し!


天神さん正面を狙う! 楫を切る!


いっぱいまで攻めます。


無事正面に納まりました。


保存会一同御参りです


こちらは友門会
前列三人は会長を中心に後梶目付が左右に


この方たちは木偶師・二代目萬屋仁兵衛氏
高蔵寺に工房をかまえて各地のからくり人形の製作・修理に携わっておられます。
仁兵衛さんが独立して最初に手掛けた仕事が下門区のからくり人形の修理。
以後当組ではからくりに関するすべてを萬屋さんにお願いしています。
萬屋さんも祭りの時は可能な限り顔を出してくれます。
当組にとってなくてはならない方です。
今後もよろしくお願いします。


子供たちも菓子をもらって休憩中。
大事な戦力です。

さて休憩も終わり綱が延ばされました。出発です。









おりゃ!




天神社からの出発のように走るところでは子供綱は切っています。
しばらく先の安全な所で繋ぎます。


トラブル発生。 電線を引っかけたようです。


動き出しました。大したことはなかったようです。




前の方は和やかです。


子供綱から先元綱に。曳き手の若い衆も新人?に。


元網も山車の近くは経験者達。


踏切に戻ってきました。


名鉄の係員が梯子で上げた架線のクリアランスを計っています。
すぐ通過許可が出そうです。


通過。


昼休憩で一旦公民館に帰ってきました。
いつもと違う位置に御山車が止まっています。
しかも、大屋根・梵天まで上げて、高欄に人影が・・・

途中であったハプニングで大屋根の状況がどのようになったのか様子を確認しています。
おかげさまで大したことはなく、山車も壊れてませんでした。
ホッ

休 憩 風 景  
   
   
   


午後の運行開始。武雄神社へ向かいます。



 
左右のゆとりはこんなです。


角は特にゆっくり進みます。


ここから急な下り坂。慎重に



前では抑え


後では数を増やした反動綱をたくさんの人達が曳くのです


慎重に慎重に、ジワーっと進めます。
この時の囃子は下門組のみに伝わる「矢車くずし」。これに決まっています。


国道頭出し地点。暫時休憩。

休憩風景点描
 

 

そのころ旧八百武角に曳き込み順で一番の山車が姿を見せました。

こちらが一番車「小迎組・鳳凰車」


続いて二番車「市場組・神宮車」


そのころ友門会幹部連中はこれから来る緊張の時を前に打ち合わせ中。


下門の番が来ました。綱が延ばされます。


梵天さんは走りにくい為先に行きます。


我が「八幡車」が国道に出た!


国道を走り


武雄神社へのせこ道に走り込みます。


昔の若者達もついつい声と指を出してしまいます。


いっけー!!




走り込みます。後梶目付必死!!


曲がるとすぐ左右に電柱があるのよ。
ここはスピードに乗っているためまず切り過ぎてしまうので、切り返しが忙しい!


反動綱が延ばされ、坂上げ開始です。


武雄神社西の坂上げ。伊勢音頭を謡いながらあげます。



武雄神社曳き込み

弾き込み停止線で前の山車「市場組・神宮車」の曳き込みを待つ。

曳き込み時のルール  その1
1.出来る限り前の山車の後ろに近づける。
2.曳き込む山車の囃子が「車切り」に変わったら、後ろの山車は囃子を止める。
若い衆等の掛け声・歓声等もやめる。
3.前の山車が出発したら直ぐに自車を停止線まで進め、曳き込みの支度をする。


下門の順が来ました。
写真おかしいですが他にないので使いました(ヨロシク)。


久しぶりに曳き込みに綱を曳くので緊張しています・・


梵天を先頭に入場


拍子木の手が上がった、車切り囃子次のせり込みで叩かれます。

拍子木が鳴り、前方の元網の人達が小走りに走り始めました。


徐々に速度が上がっていきます。


曳き込み口を曲がった




こりゃ! 年寄り! 走らんかい! しんど!


右の桜の木ギリギリに御山車を寄せて走る
3人いる拍子木のうち御山車の一番近くにいる、要の人は山車の停止位置まで先行。


綱は自車の停止枠中心に向かって走り込みます。
しかし、たったそれだけのことが、走りながら山車の動きも見ながらとなるとなかなか・・・


ポイントに来たら前後で息を合わせて楫を切る!
 
前から
 
後から


曲がるときは御山車が止まりがち。しかし!止めてはいけない。そんな格好の悪いことは出来ない。
曳けー!!


最後の調整は後楫の仕事。停止枠の中心へ御山車を持っていくのだ!


見事に納まりました。喜ぶ後楫の面々。




役員胴上げ。
ただし、この時祭礼委員長と区長は式典に出席しているため、ここにはいません。
筆頭副委員長から胴上げスタートです。



梵天を神社に同座させていただくための口上中。この後祭殿近くに梵天を納めます。

 



曳き込み終了。6輌がそろいました。

曳き込み時のルール  その2
1.最終車の曳き込み時間が迫り、その車の囃子が「車切り」に変わったら境内の山車は囃子を停める。
2.最終車の曳き込みが始まり、曳き込み距離の中ほどに来たら境内の山車も「車切り」の演奏を開始する。
3.最終車が前方停止線に停止したのに合わせ、全車拍子木にて合図をし、同時に後方停止線まで下がる。
4.後方停止線まで下がったら大屋根と、梵天を上げる。

   
   
夕食です。神社駐車場まで出張してきてくれます。食事は暖かいし本当に助かります。 


ソメイヨシノは完全に散っていましたが、まだ八重桜が咲いていました。


空が怪しくなってきた。
18時より降水確率がイッキに80%に上昇。
委員長たちの話し合いにより昨年に続き今年もJRへの終結は中止となり、
提灯もつけずこのまま公民館へ帰ることになりました。


さあ!曳き出しです。帰りましょう。


前の組「玉貫組・玉神車」が出ていきました。次は下門組の番です。

元網が延ばされました。囃子を待ちます。

 
拍子木が鳴り、御山車が動き出しました。



後梶はいつでも肩を入れられるよう支度。




元綱の勝負所!

後部からの連続写真で
  




境内の観客の前から消えていくのです。




おみごと!


神社角で停止。


皆で成功を祝います。


坂を下りました。


八百武角。先行した「玉貫組・玉神車」がJR通過待ちしています。
お先に!
  
八百武角は車切りで出ます
   

とにかく下門組は走りたいようで。いやこれは下門だけではなく長尾の全組に共通です。


近くのスロット専門店さん毎年のおもてなし


雨が降ってきました。子供たちありがとね! 天気予報ばっちし!

  

秋葉神社 

八幡社 
帰りを待つ 

 
御山車が帰ってきました。

八幡さん正面につけます。


囃子を奉納したら鞘蔵へ向かって後進です。



梵天さんが待つ鞘倉に向かう御山車「八幡社」


鞘蔵センターに合わせます。


そのままそのまま

納まりました。


無事納まり、御山車の前で若い衆が本日最後の「伊勢音頭」


役員さんが御礼のご挨拶。
雨のため、テントの下です。


皆で乾杯して、本日の無事と明日の成功を祈ります。


天気予報大当たり!6時過ぎから雨が降り出しました。
今日の夜は雨風で大荒れになる予報です。
今年初めての試みとして公民館の庭全面をブルーシートで覆いました。
果たして効果のほどは・・・明朝をお楽しみです。

ともあれ今日はご苦労様でした。
JRへの集結は中止になりましたが、良いお祭りができたと思います。

明日も今日と同じような良いお祭りができますように・・・

まずは一日ご苦労様でした。そして、お疲れさまでした。




トップページへ    祭りトップへ   本祭りへ