2018年(平成30年)


本  祭

4月15日(日)


スケジュール

午前の部        午後の部   
7時55分    出発式         13時40分    武雄神社曳き出し   
 8時20分   公民館出発       15時40分   天神社到着   
 10時10分   武雄神社曳き込み      15時50分    天神社出発   
 10時50分   からくり人形奉納       19時   公民館到着   


昨夜はひどい雨風でした。春の嵐。
今朝も朝方は小雨。
予定より10分遅れで祭りは開始されました。
雨は早いうちに止みましたが
そのあとは強風。すごかったです。
おかげで気温が下がり寒い本祭りになりました。
それさえ除けばよいお祭りが出来ました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の夜、雨対策でひいていったブルーシート。
さあ、効果のほどはいかがだったでしょう?


朝7時 こんな状態です。

下の写真は去年の状況です(夜は同じような天候でした。雨は朝方若干降っていました)。

二枚の写真を比べてもわかるように、効果はありました。
御山車が通る場所のかなりの部分は湿ってはいますが、水は浮いていません。
係の人ありがとうございました、ご苦労様でした。



幟はどうじゃろかいな? と目を上にやれば・・・
なんじゃ!? 東の幟の先から何か伸びています。


正体は・・・
先の竹につけた提灯が破れて(あっ、もともと破れていた)伸びてしまったのです。
今の提灯は火袋の部分がヒゴではなく針金で作られているので、
こんな時切れずに伸びてしまうのです。

このあと電気工事会社に頼んで撤去してもらいました。

 
予定より遅れて鞘蔵出し。


八幡社に対座した御山車も雨具装着状態。


役員の挨拶準備中。向きがいつもと逆です。

集合時間は雨が降っていたので、皆さんテントの下で待機していたのです。
従って、いつもの位置で出発式を行おうとすると、移動する(写真では左から右へ)人の方が多くなってしまう。
また、それによって地面の状態を悪くしてしまいそうなので、
移動人員の少ないパターンで行いました。


今年の祭礼関係役員全員です。
向かって左から
梵天、友門会会長、祭礼部顧問、祭礼副委員長3名、祭礼委員長(マイク持ってます)
下門区区長、副区長、区相談役、氏子総代、祭礼保存会会長


祭礼院長 小山さん挨拶。


区長 鳥居さん(クラブ会長さん)挨拶


四斗樽です。今から鏡開きです。


祭礼委員長、区長、保存会長による鏡開き。


副区長の音頭による カンパーイ!

ご安全に!  さあ一日頑張って楽しみましょう!


地元の氏神「八幡社」に御参りです。こちらは保存会。


こちらは友門会


そして 祭礼部役員一同

 
  地元の氏神「八幡さん」
ありがたいことに我が下門区にはりっぱな氏神さまがあります。
そのおかげで御山車の出発前と帰着後にそれぞれ祭り催行安全祈願と無事祈願がさせてもらえます。
これもご先祖さま達が代々守ってきてくれたおかげです。
この伝統は今後も引き継いでいく必要があると思います。

   おまけ
    
八幡社のご神木楠の木

樹齢300年以上といわれる
閑話休題  お祭りに戻りましょう


元網が延ばされました。出発近し。


こちらは後梶連中。ストレッチですかな?  頼みます。


役員たちは出発を見送るため整列。囃子は「車切り」に変わっているのかな?


拍子木が鳴りました。予定より10分遅れての出発です。




役員が見送る前を通過


無事の運行を祈ります。


公民館の庭から出ました


名残


組でのみ通じる俗称「下門銀座通り」に進んでいきます。


出発から10分たっても道路はこの状態。

  
一番緊張する箇所を進みます。


後梶は大変

  


反動綱に胴締めを追加して、ゆっくり下りましょう。


ボチボチです


反動綱の後には、この先の休憩で御山車に乗せるからくり人形が続きます。




坂を下り終えました。

休憩です。


雨もほぼ上がりました。御山車の雨具を外します。


正面が市場組神宮社の杜。神宮車が見えます。


馬場組・長北車がやってきました。

 
先行する神宮車が旧八百武角へ進んでいきました。


神宮車が神社西の坂下まで進み、前が空きました。
下門区が走り込む場所・準備が出来ました。
行きましょか!

   曲がり角

関係者で守ります。
   御山車が
国道へ出ました
   走ります!
  走ります! 
  キレーッ!

オリャー!

切り過ぎ!

切り返し!!
 
  ヨシッツ!

そのまま行け! 
   格闘の跡


坂上げ開始です。伊勢音頭を謡いながらあげます。


反動綱が脇障子に架からないよう注意して・・


坂上げの時、後梶はいつもよりもっと大変です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
下門組の後梶は左右2ずつ計4名です。
4名で担いでいるのは下門以外では「小迎組」だけ。
その他は3名ずつ6名で担いでいます。

人数の差ができた理由は・・・不明
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


下門組が坂上げ地点に来た時毎年会うのが「玉貫組」 今年も会いました。
どこかでみた顔も(そういえばこの人つい最近「オジイサン」になりました オメデトウ)


坂上げ中。
御山車が傾いているのがよく分かります。


武雄神社境内状況

神社もブルーシートで養生しておいたらしいのですが、
すでに2輌曳き込まれていることもあってか、この状態です。
曳き手も楫方も踏ん張りがきかずに厳しい引き込みになりそうです。

しかし! そんのことでへこたれてはならない!
チェスト! きばれ! 下門組!!

さあ! 曳き込み!!

武雄神社曳き込み 
     恒例になりました
梵天を先頭に役員以下入場です。

この儀式は平成5年に
過去に行われていた様式を模して復活。

以後今日まで継続しています。
     友門会会長より
若い衆に激が飛ばされます。
     囃子は「車切り」に変わってます。

まだ拍子木の手は上がっていません。
     拍子木が鳴り
曳き手皆が心を一つにして
綱を曳きます。

御山車の姿が境内より見えました。
     元網と後梶が息を合わせて楫を切り
御山車が神社境内に向きました
     足元の悪い中
元網の前方で曳いている中老たちも
頑張ります。

こけるな!
     方向が落ち着いたら
曳き手はただただ走ります。
     本殿前の下門区停止枠内に
イッパツで納めるため
前梶監督と目付(後梶監督)は
変換点を探り合い目と目で合図

周りの音でお互いの声は
ほとんど聞こえません。
     変換点が近づいてきました。

後梶は肩を入れ、切る準備です。

当然まだ力は入れていません。
     副委員長のあげる弓張提灯が変換点の目安。

しかし、必ずそこへ御山車を持っていけるわけではありません。

毎年御山車の走行ルートは違います。速度も。

その違いに合わせて楫を切るタイミングを
変える。

これぞ経験!
それを体得している者だからこそ
目付・監督という重要な役が果たせるのです。
     楫を切る合図が監督より出されました。

イッキに切ります。

常なら問題ない行為が
地面が悪いせいで非常に大変になります。
     下がこんな時
御山車を一度止めると次に動かすのが
すっごい大変なのです。

それに止めることは「恰好悪い」ので
とにかく止めないよう頑張ります。
     ぬかるんでいる為踏ん張りがきかないので
若い衆たちもとにかく大変ですが
やるっきゃないのです。

周りからは声が飛びます
「止めるなー!!」
     進行方向や速度を考えながら
停止枠の中心に御山車を持っていくよう
目付は後梶に指示を出します。
     もう少し前へ出さなければいかんのです。

停止位置は
前方停止線と壇箱前方で合わせるのだ。
     後梶は最後の調整に備えます。
     (右)もらうぞ!

(左)やるぞ!

(楫方)
せーの!

(左右)ヨシッ!

これでバッチリ!
     ガッツポーズです!
     胴上げも格別!

下門組では胴上げの際
御山車に足を向けることはしません。

必ず御山車を背に行います。


前梶


後梶


6輌勢揃い


式典が始まります。
本来なら祭礼委員長以外の区長、議員さん達もこの場に居るのですが
今年は足元が悪い為委員長のみがお祓いの場に立ち会うようです。

岩田宮司による祝詞奏上


お祓いを受けます


式典の行われる本殿へ向かいます。




六区の祭礼委員長弓張提灯

からくり人形の奉納が始まります。
 
準備中(人形を載せたり、操る人が乗り込んだり)
 
山車前で観覧
  
奉納開始
    
   山車の後ろで謡っています。
 
神社の垣内から見るとこんな感じ。
からくりの奉納が終わると昼飯休憩です。

その間に境内の状況を少し紹介します。

  神社社務所入り口。
式典終了後の直会はこちらで行われます。
   
   
   
にぎわっています。 お祭りっていいですね

ところ変わってこちらは公民館の昼食風景

バイキングコーナー
 
 
海鮮丼とアサリたっぷり味噌汁
 
フライヤーを使った熱々の揚げ物や鉄板の炒め物
 
順番に取ります。
   
思い思いの場所で頂きます。
あったかい食べ物はありがたいです。 


時間は12時半  晴れてきました


集合時間は12時50分。神社へ向かいます。
朝通った跡は白く乾いてました。


左から 玉貫組・玉神車、馬場組・長北車、下門組・八幡車


左から 上ケ組・宮本車、小迎組・鳳凰車、市場組・神宮車


久しぶりのお祭り時クラブ員集合写真です
とはいえ半分も居ません。


こちらは今年のお祭りの偉い人たち
祭礼委員長、筆頭副委員長、区長

さあ! 曳き出しです!


綱先を持って・・・   楽しそう


御山車の近くは若い衆に任せ、先綱は昔の若い衆で


緊張の時が近づいています。

  拍子木が鳴りました 
   御山車が後退を始めました

先綱の面々は車の下がり具合を確認。

まだ思い切って曳くことはしません。
   御山車の向きが変わりました。

ここで全員が綱を思い切って曳きます。
  御山車の動きを確認しつつ曳きます。

そして、走るのだ。 
  走れ! 
  前梶は大声を出して景気づけ 
  
  後梶目付は前梶監督と楫を切る
タイミングを必死で合わせるのです。

が、今年は楫前の皆は一生懸命
引っ張っているのですが、
地面がぬかるんでいるため
踏ん張りがきかず
スピードが出ない!

そのため楫方はいつもより少しだけ
余裕がありました。

一生懸命なのは変わりません。
(楫方の名誉の為付け加えておきます)
   目付が後梶のケツを叩く寸前!
  肩が入って! 
 境内の観客の視界から・・・
  御山車が消えていきます。 


御山車は神社わき道を進んで・・・


武雄神社西の坂の降り口で停止。


後梶の面々に会長拍手


楫方ガッツポーズ!


こちらもです。


 本祭りの武雄神社曳き出しは
見ている方には最高の見世物!
やっている方にはこれ以上ない緊張に襲われる時間。
そして成功したときは、正に「快感!」
「この時の為に祭りをやっている」と感じるひと時です

「下門組でよかったア・・・」


ここからはゆっくり行きましょう。ただし、気を抜いたらだめですよ。
坂下し開始です。



後から反動綱で張られているので、後梶は切れが悪いのだ。ヨッコラセッと。



 
八百武角から国道に出て向かう先は・・・


この人の家


はい。梵天係、当クラブの世話人さんでした。






委員長の家に向かってます。

 


高欄さんお疲れさま。山車内は禁酒・禁煙。
良い天気になったのが救い。

 


先綱は委員長宅につきました。


委員長の家に御山車が到着、向きを変えました。
今日までの苦労と感謝を含め皆でお祝いしましょう。


胴上げです。ワッショイ!ワッショイ!


委員長夫妻にご挨拶。「おめでとうございます」


ふるまいを皆でいただきます。おいしかったです。


休憩中も綱は地面に直接置きません。


次はお待ちかね区長祝い込みです。
そう!我がクラブの会長さんです! 盛大に行きましょう!

区長さん(会長)の祝い込みをフルバージョンで
     御山車が到着

若い衆に促されて
    御山車の前に送り込まれ 
     胴上げが始まります
     始まりました
     塩!

塩!
    まだまだ 
    道中塩撒きに使っている

三方がひっくり返っています 
    ご夫妻です

おくさんごめんなさい
了解を得ず顔出ししました 
     祭礼役員が奥さんに挨拶

ここから先の行程
名鉄踏切を渡り、天神社へ。休憩後運行、祝い込みを続け名鉄踏切へ。
踏切を渡ったのち、昨日点けられなかった提灯を取り付け後、公民館帰着。

踏切到着
 
 
踏切通過。 風が強いです。
 
県道からわき道に入ります。

住宅地を進む。
 
 
天神社曳き込み
 

   
 
到着です。


運行再開。


今のスマホはすごいですね。



 


角は走る。

 
今年の祭り最後の祝い込みです。


踏切で綱を整えています。
時間は17時。影がずいぶん長くなりました。


西陽を浴びて


もうひと踏ん張り区内巡行です。


公民館へのせこ道に入りました。
御山車は停止、提灯取り付けが始まりました。


ほぼ取り付け終わったようです。


御山車の到着を待つ公民館。


強風で幟が・・・


御山車が公民館に戻ってきました。


御山車を出迎える役員たち


八幡社正面の八幡車


御山車が鞘蔵に納められた後、勢ぞろいした囃子担当の子供たちに若い衆よりお礼の口上が。


祭礼委員長よりお礼の挨拶。

この後、今年のお祭りの成功を祝って全員で乾杯して、無事に終わることができました。

皆さんの努力と協力に感謝感謝のお祭りでした。

このお祭りが来年以降もずっと続いていきますよう願って

お疲れさまでした!



トップページへ    祭りトップへ