2012年(平成24年)
組み立て 3月11日(日)
今年もこの季節がやって参りました。
今日は奇しくも東日本大震災1年の日です。
思いも新たに組み立てに入りましょう。
8時 組み立て開始
ゴマをゴマ庫から出し 重い台輪をヨッコラセと運ぶのです。
前後の妻台輪も合わせて並べ、組み立てます。
台輪の組み立てが終わったら、鞘倉で馬の上に置いてあった胴山の下へ持っていく。
胴山は、前後2ヶのチェーンブロックで吊り上げ、台輪が入った後、位置を合わせながら慎重に下ろされる。
その後、外で掃除・お化粧等本番に向けた支度となる。
今年、大幕と追い幕が新調されました。
従来の幕は、大正12年に山車を購入した際に同時購入したと思われる幕でした。
非常に良い幕でしたが、さすがに色焼けなどがあり、数年前からの懸案であった幕の新調がやっと出来た。
幕は京都の「川島織物セルコン」さんで制作。
厚み、色合いとも申し分のない物が納品されました。
今後皆さんの目に触れながら山車を長い年月飾っていくのに充分な製品と思います。
追い幕の「八幡車」の文字は、従来の文字がやや小ぶりであったため、大きくされました。
手高欄の飾り房も新調されました。
組み立て上がったところで、武雄神社の神主を迎え御祓いです。
試験曳き 4月13日(金)
14時 公民館出発、15時30分 帰着
珍しい角度から。八幡社左右の塀越しです。
今年の桜もよく残っていてくれました。キレイです。
人形奉納中。写真で見ると寂しい光景ですナ。
曳き出し準備。
大屋根下ろし中。追い幕はすでに下りています。
古参の方々 |
若手のみんな(囃子をやっている子供達です)。 |
おじさん!綱をたるませないでください! |
後楫は真剣(当然!) |
先の辻で待つ、梵天・副委員長 子供達がやって来ました。
本番と違う、何となくのんびりしたムードを感じてください。 |
||
保存会長 |
山車周囲警備主任 |
拍子木が鳴りました。車切りです。 勝負! |
会長と主任の二人は、ここで突然後楫を任せられることとなりました。さあ身体が動くか!? |
保存会長頑張ってます。 |
|
やや遅れ気味か? |
しかし、しんどい! |
まだまだ若い者にゃ負けんゾ! |
|
近くにある皆が良く行く飲み屋さん。 |
心づくしのふるまいです。 |
耳付きが、ママさん。 |
ありがたくいただきます。 |
お礼を言って、出発です。
囃子の子供もいい顔してます。目付は お父さんの顔。
点 |
描 |
16時15分 無事公民館帰着。
山車を鞘倉へ納めるためバックです。 |
この作業が実は大変なのです。 |
下の土が砂を多く含んでいるため、輪がはまりやすいのです。 武豊弁ではこれを「ふんごむ」と言います。 |
一旦「ふんごむ」と簡単には出ません。 後楫は、山車を担ぐ羽目になります。 |
そう、こういう体勢で担ぎ出すのです。 これがしんどい! でもこれも仕事! |
無事出たようです。鞘倉へ向かってバックをはじめました。 |
嶽本祭礼委員長挨拶。 |
友門会幹部が祭礼部に、今日の無事と明日からの成功の挨拶です。 |
保存会にも同じように挨拶。 |
お待たせしました、夕食です。 |
この熱々がおいしいのです。 |
このおじさん軍団は同級生。 |