令和5年 武雄神社例祭 本   祭

 集    合     7:30 武雄神社集合   12:45 
出   発      8:10 武雄神社曳き出し 13:40
武雄神社曳き込み  10:10  帰   着    18:00


幟頭頂の竹が昨日の強風で折れています。強かったですからネエ
今日は風も止んで祭り日和になりそうです。


7時38分  蔵出し近し


御車が八幡社に正対しています。早くも囃子方の子供が乗っています。
今年は4年ぶりに囃子方に子供を乗せた完全復活パターンで運行です。
練習時間も短く子供たちも大変だったことでしょう。
子供たちもワクワクが止まらないのかも・・・



御車高欄正面からの八幡さん

ーーーーーーーーーーー 出発前のひと時 ーーーーーーーーーー

   
   
   





委員長を真ん中に、祭礼保存会会長・区長3人による鏡開きです。
ヨイショ! ヨイショ! ヨイショー!!



鏡開きの後の乾杯!と同時に囃子が入り、ムードを盛り上げます。


祭礼部、八幡さんにお参りです。




八幡社の次に秋葉神社にもお参りします


綱を延ばす。出発近し。


拍子木係が位置につきました。




別角度から


御車前方の連中、少々お疲れ気味?  声出していこう!


後梶も疲れているでしょうが、今日一日頼むぞ。キバレ!


雲一つないとはこのこと


毎年のことですが、狭い路を進みます


坂おろし中


後では反動綱でブレーキをかけ


前では押さえます


坂おろしもそろそろ終わりです
前に見えるのが市場組神宮社の森。神宮車も見えます。



坂をおり、JA横に到着。休憩です


9時00分  北を見たところ。まだ馬場組の御車は見えません


若い衆、盛り上がってます


この間に武雄神社で奉納するからくり人形を、御車に積み込みます


小迎組の役員が挨拶にきました。
旧八百武角に入る時がきた組が、それ以後の組に挨拶にいくのです

この時間帯、ここには長尾6台中5台の御車が揃っています。
武雄神社曳き込み順に、小迎組鳳凰車、市場組神宮車、下門組八幡車、馬場組長北車、玉貫組力神車です。
残る1台上ケ組宮本車は、まだ公民館でしょうか?

 
9時30分 出発です














走っているときの後梶は態勢を保つのが大変なのです。でも梶棒だけは離さん!


坂上げが始まりました。若い衆の伊勢音頭の声が大きくなります


お嬢さん二人が背中に背負っている袋に入っているのは、「笛」。
このお二人さん笛の上級者なのです。
就職して地元にいないのですが、お祭りにはこうして帰ってきて要所要所で吹いてくれます。
曳き込みで吹くのか聞いたら、「吹きたい人が沢山いて、御車に乗れない」ですって。
吹ける人が沢山いるって結構なことですが、こういうことがおこるのです。



上がりました

さあ、反動綱をかたずけて、前へ詰めて、曳き込み時間が来るのを待ちます


曳き込み間近か


元の拍子木係、この人の叩く拍子木が運行時間の要(かなめ)。
下門組では拍子木は先・中・元と3人いますが、要は「元」。
新人は先ず「先」、翌年「中」、元で叩けるまでに3年かかるのです。

時計を見て予定時間を確認しています。
囃子「車切り」の競り込み具合、時間、周囲の状況を計りにかけてタイミングを決めます



手が上がりました、「車切り」囃子の次の競り込みで叩くぞ!という合図です。
下門組では、大太鼓の連打で拍子木を叩くと決まっているのです。
御車後ろの大目付と、囃子方、拍子木3者の連携がカギです。

     
     
     
     
     

  


見事におさまりました。委員長胴上げです。


ついでにこの人も。クラブメンバー・氏子総代です。


6台すべてが揃いました。


式典が始まりました
武雄神社の祭典は、山車の動きに合わせて行われます。
前夜祭は1番車の曳き込みと同時に始まり、
本祭りは、6台が揃うと同時に始まります。


からくりの奉納が始まりました。前壇応神天皇「弓八幡」の舞です。
御車の前壇が黒柿によって修理されたことも相まって、みごとな風情です。



4年ぶりに戻ってきた境内の賑わいをご覧あれ  
     
     
 今年からプロの屋台出店はなくなり、町内の店舗・NPO等の出店となりました。はやっていましたよ!


今年の八幡車の装い。例年とチョット違います
追い幕と水引、古いものを付けています。
委員長の好みです。
水引は100年前に山車を購入したときについてきたもの。
専門業者さんによると大変良いものだそうです。

 
 
人形の支度中。お姉さん今年デビューです。


前壇「応神 天皇」が入っていた桐箱。


奉納中


子供は元気です。赤法被のオジサンは還暦さん


曳き出しの時が近づいてきました。
本殿にて休んでいた梵天を降ろし、綱の先頭にに向かいます。



   
   
   
   
   


綺麗に消えていきました。いつ見ても気持ちいいです。



おまけ
   



  
坂おろしが始まりました。囃子はここだしか使わない「矢車くずし」です。


坂を降りました。
この後、旧八百武から、名鉄踏切へ向かいます。





途中でこんなことやって遊んでます。後梶を担ぐ委員長。


電車通過待機中


今年のコースは例年と前夜祭・本祭りがほぼ逆。毎年前夜祭の時に走り抜けていたこの交差点を今年は本祭りに駆け抜けます


前も4年ぶりで混んでます




コースが逆になって理由のひとつがこの人。区長さん。


もう一つがこの人。祭礼委員長。

下門区では区長と祭礼委員長の自宅への祝い込みは本祭りにしか行いません。
今年は両名とも区内の一番西端に2軒並ぶようにしてあるのです。
例年は前夜祭のコース内。でも今年は本祭りで行きます。



祭礼委員長胴上げ。塩は袋ごとかけにいくものなのでしょうか?・・・・


15時30分 委員長を胴上げした名残。塩の山です。


高欄係仕事中。横断線が低いようです。

時刻も16時半をまわり、4年ぶりに完全復活した今年のお祭りも残り少なくなってきました。ここからは運行終盤の風景を並べてみました。  
   
   
   
   
   

   
   
   
   


御車が八幡社に向かって出発しました。今年のお祭りの終わりが目の前です。



八幡社正面に付けられました。今年の運行全終了です。
無事に終えることが出来ました。



委員長胴上げ中。


御車を鞘倉に納めます。


鞘倉に納まった御車を見つめ、「祭りが終わったなア」としみじみ感じる(?)委員長。
お疲れさまでした。



御車を鞘倉に納め、囃子も全て終わった後、若い衆たちは鞘倉入り口に整列して囃子方を待ちます。
御礼を言上するために。


最後まで御車で囃子を奏でてくれた面々。
この面々があればこそ愉しいお祭りが出来たのです。ありがとう!



役員整列。お祭り最後の挨拶です。

  
賄いさんが作ってくれた夕食です。ありがとうございます。


頂きます!


四年ぶりに完全復活した今年のお祭り。
この行事を次の世代につないでいくのにこのブランクは大きく、関係者は大変な苦労があると思います。
しかし、不断の努力を重ねることによって立派に継承されていくことを願います。



トップページへ    祭りトップへ